ヒット商品がどうして流行り始めたかを考えてみるとき、「自分はどうしてノせられたのか?」を分析してみるのがいいと思います。

例えば、ここ数年、いろいろなフレーバーの無糖炭酸水や微糖炭酸水が売れています。私自身夏になると毎日のように買っています。

なぜ買うのかというと、暑くて疲れているとき、スッキリと炭酸が飲みたくなるからです。しかし甘い炭酸飲料は子どもじみた感じがしてちょっと抵抗があったりします。

それに対して炭酸水は、デザインもおしゃれで大人っぽく、買うのがカッコいいくらいのイメージです。そこで、抵抗もないし、無糖だから健康にもいいし、甘い炭酸飲料より安いし、これでいいや!という発想で買うような気がします。

今の大人世代は炭酸飲料が溢れている中で育っていて、大人になってもやっぱり飲みたいものですから。

同じ理由で売れているのが、スナック菓子やチョコレート菓子などの「プレミアム」や、「大人の~」ネーミングのついたバージョンではないかと思います。

昔から好きだったお菓子を食べたいけど、どちらかと言うと子どもが買うものなので恥ずかしいな、というときも、「大人の」を付けることで、抵抗なく買うことができるように思います。

このような商品開発の担当者こそ、いまでも炭酸飲料やポケット菓子を食べたい、子どもの心を失わない人たちだと思います。